
食事抜きのダイエットは間違い!食べないと逆に太る3つの理由
2025年05月02日 16:22
ダイエット中だからといって、食事を抜いたり、極端に量を減らすと逆効果だと知っていましたか?
この記事では小食や欠食以外にもダイエット中にありがちな、3つの太る原因をご紹介します。
食べなきゃ痩せると思っていませんでしたか?
もし心当たりがあったら、できることから改善して健康にそしてキレイに痩せましょう!
食事抜きや小食や代謝の低下につながる
ダイエット中にしてしまいがちなケースの1番目は、食事の量を極端に減らしたり、食事を抜いてしまうことです。
もしこんな食べないダイエットに心当たりがあるなら、逆に太ってしまう可能性がありますよ。
朝食を抜く
野菜しか食べない
朝食を抜くと1日の摂取カロリーが減って痩せるのでは?
と思う方いると思います。
しかし名古屋大学の研究では、朝食を抜くと体内時計の異常によって、身体の活動期が短くなりエネルギーをあまり消費しないので、肥満の原因になることが明らかになりました。
また欠食や小食によって栄養が不足すると、体は「飢餓状態」と認識して肝臓に脂肪をたくわえ始めます。
そして肝機能が低下して身体の代謝が低下し、身体のあちらこちらに脂肪が増えてしまいます。
体内時計のずれによる消費エネルギーの低下
体の自己防衛の働きによる脂肪の蓄積
このような原因で欠食や小食はダイエットの逆効果になってしまいます。
栄養バランスのよい食事を3食とることが、キレイに痩せるための最短距離だといえるでしょう。
睡眠不足は食欲増進ホルモンが増える
ダイエット中に気をつけたい2つ目は、睡眠不足です。
寝る時間と減量は関係なさそうですが、実はダイエットと睡眠は深いつながりがあるんです。
なぜなら、睡眠不足になるとグレリンという食欲を増進するホルモンの分泌が増えることがわかっているからです。
研究では睡眠不足になると、食欲が23%以上も増えることが発表されています。
これは起きている時間が長いと身体が活動のためのエネルギーを必要とするために「もっと摂取カロリーを増やして!」と脳から命令が出るからです。
また遅くまで起きていると朝の寝覚めが悪くて食欲がなく、朝食の欠食にもつながってしまいます。
食欲増進ホルモン「グレリン」の分泌が増える
朝食の欠食につながる
このような原因になる睡眠不足はダイエットの敵です。
ゆっくりお風呂に入って緊張をほぐし、音楽やアロマでリラックスしながらマッサージで身体をいたわって早めに寝る習慣をつけたいですね。
寝る間際までスマホやタブレットを使うと神経が興奮して質のよい睡眠がとれないので、布団には持ち込まないのも安眠の秘訣です。
ダイエットの成功を邪魔する3つ目の原因はストレス、理由は2つあります。
食欲の増進または小食や食事抜きの原因になる
睡眠不足の原因になる
まず食事に関してですが、軽度のストレスは食欲を増進させて、重度のストレスは小食や欠食を招くことがわかっています。
睡眠に関しては、大きなストレスを感じている人の70%が寝付けない、熟睡ができないといった睡眠に関する問題があるという調査結果があります。
またストレスが原因で体重が増えているのに、厳しい食事制限や運動でダイエットをするのはかえってストレスの増加につながってしまいます。
いらだつことが多い、ストレスを感じているということがあれば、ダイエットを始める前にストレスの上手な発散方法を見つけることが最も効果的でしょう。