
【肩甲骨剥がし】は劇的に肩こりが解消するセルフケア
2025年04月29日 12:45
肩こりの解消に「肩甲骨剥がし」というフレーズを、雑誌やマッサージ店で目にする機会が多くなったのではないでしょうか?
肩甲骨は、腕の可動域や重さを支える大きな役割があります。
骨盤は体重を支える事に重きをおく部位ですが、肩甲骨は腕を自由に使うための部位なのです。
ですから腕が自由に動かないとなれば、必然的に肩の筋肉に疲労が出て、結果的に肩こりが酷くなります。
今回は、肩こり軽減に密接にかかわる肩甲骨のセルフケアをご紹介していきますね。
そもそも肩甲骨ってどこにあるの?
肩甲骨とは背中にあり、唯一鎖骨とだけつながる移動性の高い骨です。
肩を動かすときに一緒に連動して動いてくれますが、猫背などの不良姿勢により肩甲骨の動きがなくなると、肩こりや肩の痛みを招いてしまいます。
また肩こりというと、肩の筋肉ばかりに意識が集中して、背中にある肩甲骨をほぐす機会が少なく、肩こりが解消されない原因の一つになることもあります。
まずは肩甲骨ガチガチ度チェック!
では肩甲骨はがしの話を始める前に、まずはあなたの肩甲骨周りに硬さ(こり)があるのかを調べていきましょう。
ここでガチガチの方が無理やり動かすと、体を痛めてしまうので上げれる範囲内測ってくださいね。
壁に背中をつけて立ちます
腕を肩の位置まで水平に伸ばします
水平の位置から手のひらを痛みが出ない範囲で腕を上にあげます
ここで上げれる角度によって肩甲骨にこりがあるのかチェックできます。
●60〜90度正常●45〜60度少し硬い●0〜45度肩甲骨がガチガチ
※水平の位置が0度として下さい
それではご自身の硬さがわかったところで解消方法をご紹介しますね!
肩甲骨剥がしセルフケア
肩甲骨剥がしはいろいろな方法がありますが、一般的なセルフケアをご案内します。
肩甲骨剥がし①
両手を後ろで肘をまげないように組みます
背筋を伸ばし目線は斜め前、腕は後ろへ引っ張り伸ばしていきます。
この状態を呼吸を止めずに10秒間キープします。
肩甲骨剥がし②
顔の前で手のひらを合わせます
思い切り背中を丸めます
ぐーっと伸びているのを感じながら呼吸を止めずに10秒間キープします。
上記の2種類の「肩甲骨剥がし」ストレッチを1日3〜5回行ってみてください。
毎日おこなえば肩甲骨の動きが良くなり、肩甲骨が柔らかく動くようになります。
肩甲骨剥がしで肩の痛み解消
肩甲骨剥がしは実際はがしているのではなく、可動域を正しい範囲にもどし、肩甲骨周りの筋肉をほぐすものになります。肩の痛み解消だけでなく首こりや姿勢改善にもなりますので、お風呂上がりにリフレッシュの一つとして取り入れてみて下さいね。