骨盤の歪みが原因で腰痛がおきる、もしくは腰痛がおきることで骨盤が歪む場合もあります。
それは二足歩行であること、地球の重力、上半身の重さの関係で腰椎と骨盤に持続的な負担がかかるという構造に関係があります。
腰痛の原因はさまざまですが、股関節や頸椎に問題があっても、腰痛が出現する場合もあり特定することは容易ではありません。
単純に考えるならば、腰部に強く無理がかかっている状態であるという問題を解決しなければいけません。
骨盤の歪みは女性の敵
骨盤は左右で関節を作っていますが、輪っかの構造ですので右が上に上がると左は下に下がります。
またへっぴり腰の方は骨盤上部が大きく広がり、坐骨部分は小さくなってしまいます。
このように左右が連結しているからこそ歪みという問題が生じやすいのです。
骨盤の歪みは、特に女性に対して様々な症状の原因を起こすと言われています。
大きなお尻になるなど、下半身太りの原因にもなります。
正しい骨盤矯正を受けると、下半身の代謝がアップしますので、美尻になり、脚全体も引き締めてくれます。
腰痛の原因となる骨盤と股関節の関係
また腰痛は腰が原因だと思われがちですが、骨盤の上には重たい胴体があり、骨盤の下には股関節が存在します。
このバランスが崩れると、腰椎に強く負担が生じやすくなります。
例えば右股関節の動きが悪い人は、右股関節で負担する分が、腰椎に強くかかってしまう可能性があります。
すわなち、この例であげる腰痛を根本的に治療していくには、股関節の治療をおこない、腰椎の負担を軽減させることは不可欠であると言えます。
残念ながら病院、西洋医学では骨盤が歪む、という概念はあまりありません。
だからこそ、85%の腰痛は原因不明としているのですが、やはり原因は必ずあるのです。
骨盤の歪みはなぜ病院の画像検査では分からない?
骨盤の歪みといっても、実際に骨、骨格が歪んでいるわけではありません。
骨盤を形成する関節面の動きが、左右のどちらかが鈍くなる、また失われることで骨盤の動きが不規則になることを「歪む」という表現を使っているのです。
ですからレントゲンなどの画像診断では「関節の動き」を判断することはできないのです。
骨盤が歪んでいることで腰痛がある場合のチェック方法とは?
画像検査などの検査結果だけで判断せず、痛みの根本を取り除くために、普段の姿勢や体幹の筋力バランスといった部分にも、じっくりと向き合うことが重要です。
片足立ちで10秒以上立っていられなければ、体の左右のバランスが崩れている可能性があります。
また、イスに腰掛けてから脚を組んでみて、左右どちらかが組みにくいという方も同様です。
写真に映るご自身の姿勢は左右で同じですか?
上記の方法で、一度、ご自分でもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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