肩こりや首こりが起きやすい人は、冷え性の方が多いようです。
首元を温めて、血行を良くすると不調が改善される場合もあります。
首や顔という部位は、冬に冷たい外気にさらされ、夏は紫外線を受けています。
首や肩は重い頭を支えながら、冬の寒さや夏の暑さに耐えています。
特に首肩周りには、重要なリンパ節が集中しており、首に不具合が起きると心身ともにダメージを受けてしまいます。
また首元だけを温めるだけでなく、3つの〇〇首を温めると肩こりを解消させるのに非常に効果的です。
冷え性の方は、特に最後まで読んで肩こり解消に役立てて下さい。
肩、首の冷えは万病のもと
肩、首がこっていると、手首や足首もこっていることが多く、まずは日常生活で肩、首を冷やさない工夫をすることが大事です。
ちなみにキャビンアテンダントがスカーフを首元に巻いているのは、首の冷えを防ぐためだそうですよ。
昔から体の不調を遠ざけるには、3つの「首」を温めると良いと言われています。
3つの首とは、
- 首
- 手首
- 足首
ですが、いずれも太い血管が通っていますよね。
「首」が冷えると血行が悪くなり、自律神経が乱れて心身の機能が低下して、さまざまな不快症状が現れます。
肩、首の「冷え」対策で血行改善
①ホットタオルで温める
タオルを水で濡らして絞り、電子レンジで約1分加熱します。
そのタオルを首に巻き首を温めます。さめたら、もう一度加熱して再度首を温めます。
②耐熱用のペットボトル湯たんぽで首を温める
耐熱用のペットボトル(350mlくらい)に50~60℃のお湯を注ぎ、首の側面と後ろを温めます。
③カイロをスカーフなどに巻き、首の後ろを温めます
温めるポイントは、首の後ろの髪の生え際と頸動脈が通るあたりです。
※①、②、③ともヤケドには気を付けましょう。
入浴タイムで肩、首のリンパマッサージ
お風呂につかりながら簡単なリンパマッサージをおこなうと、筋肉がゆるみ血液の流れや神経の伝達がスムーズになります。
①鎖骨のリンパを流す
左手の指を右の鎖骨のくぼみににあてて、軽くさすります。
反対側も同様におこないます。
②後頭部のリンパを流す
左の手のひらを右の首に置き、鎖骨に向かってリンパを流します。
反対側も同様におこないます。
③首の横のリンパを流す
左手を右のエラの部分から首にそって、リンパを流します。
反対側も同様におこないます。
肩、首の血行を改善して冷え性をケアしよう
肩、首を温め血行が良くなると、様々な不調が改善されます。
もちろん冷え性にも効果的です。
意外と見落としがちで、外気に触れている肩や首に目を向けて、しっかりケアしてあげてくださいね。
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