肩の痛みに悩む人は、男性、女性、年齢を問わず年々増えています。
多くの人が肩の痛みや肩こりを感じる時は、どんな時でしょうか?
また皆さんは、症状をどのようにして解消しているのでしょうか?
一般的な肩こりには体の緊張型と心の緊張型がありますが、こちらではどちらのタイプの肩こりなのか、そしてそれぞれの改善方法について紹介します。
姿勢からくる肩の痛み
一般的な肩の痛みには、二つのタイプがあります。
ひとつは同じ姿勢を取り続けているうちに疲労物質がどんどんたまって、筋肉や神経を刺激し、コリや痛みとなって出てくる体の緊張によって起こる肩の痛みです。
姿勢からくる肩の痛みの原因
①パソコンの作業などで同じ姿勢を取り続けた時
②重い荷物を持ったり、子どもを抱いた時
③長時間の書き物や、読書などで目が疲れた時
④寒い時
⑤食べ過ぎた時
姿勢からくる肩の痛みを治す方法
①運動やストレッチをする。
②マッサージをする。
③肩を温める。
④塗り薬、張り薬、飲み薬などを用いる。
⑤温泉やスーパー銭湯などでリラックスする。
ストレス性の肩こり
ストレス性の肩こりの原因
もうひとつは、筋肉は緊張していないのに、心の緊張から肩がこるストレス性の肩こりです。
まじめな人ほどストレスで肩がこりやすいと言われています。
ストレス性の肩こりを治す方法
ストレス性の肩こりの治す方法は、人それぞれですが、やはり体と心はつながっているので、自分が楽しめる趣味を見つけることで体と心がほぐれていきます。
またご自身でできる改善法として、アロマオイルをお風呂に入れたり、入浴後にハーブティーを飲むなどでリラックスすることで肩こりを解消する方法もあります。
肩こりに効果があるアロマオイルは、ラベンダー、ローズマリー、マジョラムなどです。ハーブティーは、ローズマリー、紅花、ジンジャー(ショウガ)などが効果的です。
肩の痛みを治すには姿勢だけでなく心のケアも
長時間同じ姿勢をとり続けることで肩周辺の血行が悪くなったり、運動不足などで筋力が低下すると肩の痛みの原因となります。
また、精神的なストレスでも肩こりがおこります。
肩がこりやすい人は、なで肩で筋力が弱く太り気味、まじめでストレスをためやすい傾向にあります。
自分自身で体と心を常にベストコンディションに保つのは、年齢とともに無理が出てきます。
当鍼灸整骨院でも患者様個々に合わせた施術を心がけておりますが、私どもだけが治す訳ではありません。
鍼灸をはじめマッサージや矯正など様々な技術により体のケアはもちろんのこと、患者さまの心のケアも非常に大切です。
さらにいえば患者様自身でもケアをするのが理想、いやケアをする心がけも非常に重要なのです。
長寿社会をいつまでも健やかに生活していくためには、身近に身体のケアをしてもらえる人が力強い味方となります。
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