肩の痛みの代表例である五十肩は、正式名称は「肩関節周囲炎」といいます。
中高年になって前ぶれもなく突然肩が痛くなり腕が肩より高く上げれないとか、夜に布団に入ると、痛くて熟睡できないなどの苦痛を伴います。
この時、痛み止めを飲んだ方が良いのか、運動をした方が良いのか迷う方も多いと思うので、是非参考にして頂ければと思います。
五十肩の痛みの症状と原因
五十肩になると、肩を動かすと痛むため、背中のボタンやファスナーがとめられなかったり、整髪ができないなどの不自由がでてきます。
関節のまわりに炎症がおきているため、肩だけでなく首や腕も痛み、激しい痛みが去った後も鈍い痛みが長い期間続きます。
五十肩の特徴は、片方の肩だけに症状が出て、同時に痛むことはあまりありません。
早い人では、1ヵ月もしない内に痛みが軽くなりますが、長い人では1年以上も痛みが続く場合もあります。
ほとんどの原因は加齢によって肩周辺の筋肉や腱が固くなったり、縮むなど変性がおこるためですが、心因的なストレスが原因になるとも言われています。
痛いからといって肩まわりを動かさないでいると、回復が遅れてしまうので、少しずつでも肩まわりを動かすことも大事です。
しかし痛いのを我慢して、やみくもに肩を回しても早く治るわけでもありません。
夜間痛が伴う肩の痛みの急性期の治療
夜も眠れないほどの痛みや、肩だけでなく手がしびれることもある急性期は、とにかく安静にすることが大事です。
この時期に早く治そうとして、無理に動かしてしまうと悪化する可能性が高いです。
急性期での治療としては、湿布や冷やして痛みを軽減させることが優先です。
時には痛み止めの注射や薬も必要かもしれません。
ある角度によって肩の痛みが残る慢性期の治療
1ヵ月ほどすると痛みはやや治まりますが、鈍い痛みが続きます。
この状態が慢性期ですが、人によって半年から1年以上も続きます。
この時期には、積極的な運動療法が望ましいですが、痛みを我慢してひたすら運動を繰り返すと、痛みがとり切れなくなる場合があります。
また慢性期に、病院から処方される痛み止めを飲んで過ごしていると、更に回復が遅くなる事もありますので注意が必要です。
当整骨院での施術について
「そのうち治るだろう」と思い放っておくと、徐々に進行して関節の動きが制限されてしまいます。
保険治療で治したいという方は、痛みが出現して3週間以内であれば対応できますが、慢性化した状態の肩の痛みを保険を使用することはできません。
当整骨院は伊藤超音波の最新のハイボルテージを完備しております。
- ハイボルテージで痛みの域値を高くして、痛みを起こさないようにする。
- 超音波による温熱療法で筋肉の緊張をほぐし、振り子運動や滑車などを用いて関節の可動域を広げていく
この手順で肩の痛みの改善が早くなります。
肩の痛みの予防にはストレッチが効果的?
特に原因がない自然と発生するような五十肩は、何か治療したら一回で痛みがなくなるという安易な期待はできません。
強い痛みが出てしまってからは、回復するまでにそれ相応の時間がかかります。
ふだんから肩をグルグル回したり、肩を上げ下げしたり、両腕をまっすぐ上げるなど簡単なストレッチをすることで、五十肩の予防もおこなっていきましょう。
痛み止めで治らない方の痛みは整骨院をおすすめします
体のどこか不自由なところがあると、気分も落ち込みがちですが、整骨院での施術を受けながら養生をすることで、五十肩の場合は徐々に回復します。
ひとりで「いつまでこの痛みが続くのか」と悩むと、精神的なストレスからよけい痛みが増します。
五十肩の場合は身近にアドバイスをしてもらえる整骨院で、あせらず気長に治していきましょう。
枚方市にお住まいの方は、ぜひ当整骨院までご相談下さいね。
腰痛、肩の痛み、股関節痛、巻き爪矯正、ダイエット、交通事故「むちうち」、鍼灸、不妊鍼灸、美容鍼、耳鍼、小児鍼、訪問鍼灸でしたら
大阪府枚方市にある武田鍼灸整骨院・整体院にご相談下さい。
コメント