骨盤の中には生殖器や腎臓、腸などが治まっていますが、骨盤にゆがみが生じると血流が悪くなり、臓器が冷えて機能が衰え、妊娠しにくくなります。
女性なら骨盤の歪みは気にしていると思います。
なぜならば「太りやすい」「妊娠しにくい」「腰痛が起きる」と良いことはありません。
更には毎日パソコンの前に座って長時間同じ姿勢をとり続けたり、前かがみで手芸などに根をつめると、生殖器のむくみの原因となってしまう恐れもあるんですよ。
今日は骨盤と不妊の関係について、そして自分でできる骨盤矯正の方法をご案内いたします。
骨盤とは?
骨盤は体の中心にあり、仙骨と二枚の寛骨から成り立っていて、膀胱、大腸、子宮などを囲むように立体的な形になっており、下腹部の内臓を守ってくれています。
- 骨盤=仙骨+寛骨(尾骨+坐骨+腸骨)
女性の場合は、生理と排卵を軸に2週間かけて骨盤な締まる方向に、そのあと2週間かけて開く方向へとわずかながら動いています。
骨盤がうまく開いたり閉まったりすることで、骨盤内の子宮や卵巣の機能が上手く働きますが、閉まったままだと、常に体が緊張した状態のため、骨盤内の生殖器に支障が出てきます。
また男性に比べて女性の骨盤の方が子宮が入っている分、横に広い構造なんです。
ですから生理的にも解剖的にも、女性の方が骨盤が歪みやすいと言えるのです。
生理における骨盤の開閉との不妊の関係
骨盤が2週間かけて徐々に閉まり、ピークで排卵を迎え、2週間かけて徐々に開き、最大に開いたところで整理を迎えます。
このリズムが順調におこなわれていると、生理に関するのトラブルが少なくなります。
生理が順調であることは、妊娠と大きく関係してきます。
慢性的な生理不順がある方で、不妊の状態が続いているなら、骨盤が関係しているのかもしれません。
骨盤の歪みは骨盤矯正で改善されるの?
骨盤がゆがむ原因のほとんどは、いつも同じ側の肩にショルダーバックをかけるとか、同じ足を組むなど、生活習慣によるものが多いのです。
また、猫背気味の姿勢や運動不足、体の冷えなどからも骨盤にゆがみが生じます。
【正しい骨盤矯正】ができる技術のある治療院で骨盤矯正を受ければ、当然歪みが改善されます。
また妊娠しやすくするには、女性ホルモンが分泌される卵巣と受精卵を育む子宮の血流を上げることです。
更に骨盤の歪みを正すことで、女性ホルモンの分泌がよくなり、妊娠しやすい体となっていきます。
自分でおこなう骨盤矯正を紹介します
- 寝ころんだままでソファやイスに足をのせて、まず体の力を抜くことから始めましょう。
- 次に足をイスから下ろし、寝転んだまま両足のかかとをつけて、ワイパーのように足を左右に動かします。
- 最後は寝ころんだままに両ひざを立てて、左右にパタンパタンと倒します。
骨盤は体の中で一番大きな関節ですが、動かさないでいると可動域が狭まり、下半身の血流が悪くなり、妊娠に必要な基礎体温が保てず不妊の原因になってしまいます。
寝ころんだままできる簡単なストレッチを毎日の習慣にして、骨盤にアプローチしましょう。
骨盤を意識して妊娠率を高めよう
骨盤矯正をすることが、不妊の改善につながるとは言い切れませんが、骨盤を意識することで下半身に筋肉がつき基礎代謝が上がります。
骨盤内の内臓を圧迫する姿勢に気をつけ、仕事の合間にも常に腰を回したり体をひねったりして、腰まわりを柔軟にしておくことで骨盤内の生殖器の血流がよくなります。
骨盤を正すことが目的ではなく、骨盤内の血流を良くすることで不妊の解消は早まるのです。
不妊鍼灸を組み合わせよう
当院は不妊鍼灸の施術もおこなっております。
骨盤だけを良くしたら不妊が解消するという簡単な話ではありません。
不妊鍼灸で体質自体を改善して、赤ちゃんのできやすい環境を整える事も重要なのです。
不妊鍼灸に関しては、東京で不妊鍼灸で圧倒的に成果を出しておられる山村先生のメソッドを取り入れております。
妊活中で「私、骨盤が歪んでいるかも」と不安の方は、枚方市で唯一【正しい骨盤矯正】ができて、実績のある【不妊鍼灸】をおこなっている武田鍼灸整骨院にご相談下さい。
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