肩の痛み・肩こりの原因の一つに運動不足があげられますが、仕事や家事に忙しくわざわざ運動のための時間が取れないのが実情ではないでしょうか。
とくに近年はスマホでのゲームが流行っており、それに比例して肩こりが急増しているようです。
固まった姿勢で目を酷使することが、肩こりを悪化させる原因なのです。
そこで、いつでもどこでも少しの時間でも、自分で出来て全身の血行を良くする腕振り運動をご紹介します。
全身の血行が良くなり、冷えや肩こりが改善できますよ。
肩の痛み・肩こりを解消する腕振り運動の基本
腕振り運動の基本①
足を投げ出したまま床に座り、背筋をのばして腕を思いきり振ります。
1回の目安は3分腕振りをおこない、2分休んで、また3分おこないます。
腕振り運動の基本②
座っておこなうより効果がある腕振りは、立って行うバージョンです。
お腹に力を入れてしっかり立ち、腕を大きくリズミカルにふります。
ひじは少し伸ばし気味にして、スピードアップさせると効果的です。
肩の痛み・肩こりを解消する腕振り運動の応用
基本①に変化をつけて腕を左右に振ったり、上下に振るなどすると、腕や肩の筋肉にしっかり刺激を伝えます。
慢性の肩こりに効きますが、慣れるまでは痛いほど強く振らないようにしましょう。
やり方は、足を投げ出して座ったまま、左腕を真横に伸ばし右腕はまっすぐ伸ばします。
次に右手を左手にそわすように横に振ります。
この時右の肩甲骨がしっかり動いているかどうか意識しましょう。
今度は右腕を横に伸ばし、左腕は正面にまっすぐに伸ばし、左手を右手にそわせます。
左右交互に繰り返します。
同じ動作を立って、スピードアップさせるとより効果的ですよ。
体のバランスを改善して運動効果UP
左右の体のバランスの悪さも肩こりの原因となるので、当鍼灸整骨院でバランスをチエックしながら体の軸を正していくと、運動効率も上がり、肩こりの悩みから解放されます。
日常生活のちょっとした動作がゆがみの原因なので、まずは座り方や立ち方などを意識して立ち居振る舞いを「美しく」しましょう。
スマホ肩こり増殖中!NGな座り方と立ち方
床に座るときもイスに座るときもペチャっとお尻を落とし背中を丸めた座り方は、肩こりの原因になります。
特に現代人はスマホによる肩こりが増えているようですね。
また、片足だけに重心をかけた立ち方は、骨盤から背骨、肩まで歪んでしまいます。
常に天井から1本の糸で引っ張られたような感覚で、背筋を伸ばして体の軸を整えることで、肩こりは改善されます。
運動不足と姿勢改善で肩の痛み・肩こりを治そう
腕を振るといういたって簡単な動作でも、続けることで徐々に肩こりは改善されます。
肩の痛み・肩こりだけでなく首や腰、ひざなどのコリや痛みの多くは、姿勢の悪さや運動不足が原因の血行不良ともいえます。
自分ではどの部分が歪んでいるのか、どこをどうすれば肩こりの改善に結びつくのか分からないことも多いので、当鍼灸整骨院での的確なアドバイスをもとに普段の生活を改善していきましょう。
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